キャンサーの最初の対戦相手は? デルフィヌス「アタシと勝負だよ! ざぶーん!」 海豚座のデルフィヌス。 イルカみたいな女の子。 試合開始早々突撃してくるデルフィヌス。 大気中の水分を操って空中を「泳ぐ」ことができるようだ。 キャンサーの泡攻撃もそらされてしまう。 互いに攻撃をかわしあう中、デルフィヌスが勝負に出る。 デルフィヌス「くらえ必殺! ドルフィンアターック!!」 宙高く飛び上がり、キャンサーめがけて回転アタック。 そのまま甲羅のトゲにブスリ。 キャンサーまずは一勝。
2戦目の相手は怪しい仮面をかぶった男。 葉っぱのマントを羽織った彼の名は、インディアン座のインダス。 インダス「一族の末裔としての誇りをかけて!」 試合開始とともに仕掛けようとするキャンサーだったが、 インダス「いでよ、我が兵士たち!」 そう叫ぶと、場外の土が盛り上がりはじめる。 盛り上がった土は人型になったかと思うと、次々とフィールド上へ乗り込んできた。 キャンサー「な、なにこれ…。」 インダス「私が生み出した泥人形の兵士たちだ。かかれ!」 キャンサーへと襲い掛かる泥人形たち。 キャンサー「…す、ストップ!。」 インダス「む?」 キャンサー「あ、あなたさっき、一族の誇り、とかおっしゃってましたよね…?」 インダス「うむ。一族最後の生き残りとして、プライドをかけて戦うつもりだ。」 キャンサー「…だったら、こんな卑怯な手を使わないで、正々堂々と戦ってください!」 インダス「ひ、卑怯!?」 膝をつき、愕然とするインダス。 自分は過ちを犯してしまっていたのか。 インダス「…すまなかった。お嬢ちゃんの言う通りかもしれない。」 泥人形たちが土に戻っていく。 インダス「このインダス! 正々堂々、この身一つで戦ってやろう!」 決意を新たにすくっと立ち上がり、 頭上にキャンサー。 インダス「ぬ?」 カニハサミハンマーが脳天に直撃。 キャンサー2勝目。
3戦目の相手はまさかの フェニックス「俺だ。」 キャンサー「…フェニックスくんと闘うのって、ひさびさな気がする。」 フェニックス「そうかもな。手加減してやるからテキトーに来い。」 キャンサー「…あ、やる気ない…! 私、本気なのに…!」 フェニックス「どうした? 早くかかって来いよ?」 キャンサー「ええい! うりゃー!」 |